渋谷のIMA「飾るを楽しむラボスペース企画展」のご報告
先月の末に、ここ渋谷のIMAで新しい試みの展示会を行いました.
普段、掛軸の世界に触れることがまずないと思われる
ビジュアル系バンド、THE BEETHOVENのドラム、YURAサマのアート書の展示会です。
アーティストブック(THE BEETHOVENだけを特集した本)内で、
バンドのメンバーさんがそれぞれ「挑戦してみたいことにトライする」という企画があり、
毎週木曜日に渋谷のIMAでアート書レッスンを開講中の本田蒼風さんがアート書レッスンを指導し、
YURAサマが人生初アート書体験をするというものでした。
今までもこのように、渋谷のIMA でお教室を開催されている書家さん取材の際に、
渋谷のIMAを取材場所に使って・・・ということは何度かありましたが
(http://www.shibu-ima.com/2012/12/482)
今回は打合せ段階から参加させて頂き、
雑誌の編集担当の方と、本田蒼風さん、そして私(太心)で話をしていくなかで
「せっかくカタチとして残せる「アート書」なので、YURAサマのファンとしては、
雑誌に載っている作品だけでなく実物を見てもらえたら嬉しいのでは・・・と想うのですが、どう思いますか?」
とこちらから提案!
「えっ!そんなことが可能なんですか?凄い~!!」
と担当者さんもご本人も大喜び。
そんなことで・・・
「体験取材⇒できあがった作品を軸にする⇒その作品の展示会」を渋谷のIMAでやることになったのでした。
たしかに・・・色々な体験教室はありますが、書の場合「カタチに残る」ものであることと、
「完全な一点もの」になりますから、ファンにとっては「是非観たい!!」となりますよね。
展覧会開催期間は、
本の出版記念のイベント(握手会やワンマンライブなど)に合わせて5日間で開催しました。
「ワンマンライブに合わせて地方から駆けつけたファンの方も沢山!」
「最終日には蒼風さんの書の解説などもありました」
「ファンの方同士で会話も弾み、交流の場となっていました」。
「ボーカルの真さんの書も展示会を盛り上げてくれました」
「渋谷のIMAからサプライズでYURAサマへpicsohのプレゼント」
ご来場された人は、当然ながらYURAサマのファンの方々が9割ほどでした
最終日にはYURAサマのサプライズのご来場もあり、ファンの方達、スタッフとも とても盛り上がりました。
YURAサマご本人も、改めて自分で書いた作品が軸に仕立てられ、ライティングをされる自作の書をみて感慨深げでした。
(何枚も写真をとって「家宝にしますっ!」とおっしゃっていました 笑)
自分が心を込めて制作した世界に一つの作品が、
軸として仕立てられて、「作品」となると、感動はひとしおです。
展覧会を観に来てくださったファンにとっては、普段なかなか「掛け軸」にふれることがない人達も多かったため
書の作品が掛軸になっている実物を見ると新鮮な驚きがあるようで
「かっこいい!」「迫力が凄い」など本物をみることで改めて感動をしていました。
さらに興味があるかたには、仕立てを受け付けている「5F掛け軸屋」へご案内。
どうやって掛け軸ができているのかや、選べる布地などを実際手にとって見学もしてもらいました。
渋谷のIMAは「飾るを楽しむためのラボスペース」ですから、今後も今回のように、
制作体験、実際に作品の制作、出来上がった作品の仕立て、
展示といったことを一片に楽しんでもらえるスペースとして色々な方と
一緒に楽しい企画をできたらと思っています。
渋谷のIMAの今後の展開に 乞うご期待下さい
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